For Business
法人の皆さま向けのプログラム
成功したスタートアップ創業者の創業時平均年齢は45歳という事実
人生100年時代の意思決定とはなんだろうか。日々進化する新しいテクノロジーは、これまで想像もできなかった仕事、ネットワーク、そしてコミュニティを生み出している。言い換えれば、私たちマネジメント世代が、学生時代からこれまでに培ってきた知識や経験では、今後は食べていくことすら出来ない時代がきてしまうということ。そんな時代の転換期に最も重要な考え方、それが私たちidentity academyが考えるリスクマネジメント思考である。これは表層的なアセットマネジメントでも、マネーゲームテクニックでもない。金融というフィルターを通して、世の中の仕組みを理解し、予測できない未来に対して腹落ちのある選択をするための「人生の意思決定」のスキルである。
年次が上がるほど、見るべき世界の広さはグンと変わる。会社の方向性に強い意思決定を委ねられるエグゼクティブ、人生のピボットを目指してネクストキャリアに踏み出す方、そして既に独立され自分だけの未来を模索する経営者・フリーランサー。すべての方に必要なリスクマネジメント思考を、一緒に学びましょう。
TARGET
こんな方に向いています
1
企業の経営側に進む未来のエグゼクティブ層
激動の時代で会社が取るべき経営方針に対し俯瞰したマクロの目線で正しく意思決定を下す必要性がある未来の経営ボードメンバーの方。
2
セカンドキャリアを目指すニューエリート層
新しいスキルを獲得し、ミクロ経済の視点で、これから自分が所属する企業、またその業界の成長に対して定量的な分析が必要になる方。
3
自分自身で未来を創造する独立経営者層
経済ニュースや、金融の同行から、未来のシナリオを網羅的に描く必要性、そしてクリエイティブな意思決定が必要になる自営業の方。
カリキュラム構成
スタンダードプログラムのカリキュラムイメージ
Standard Program
Day1
マネーと時間
チャレンジにおけるリスクリターンとは?複利効果って?貯金か投資か?詐欺とマネーリテラシーとは。投資のタイミングと不可逆性について学ぶ。
Day2
資本市場とマクロの潮流
グローバル金融緩和と株式市場。低金利政策の恩恵とオルタナの時代。
PE,VCとIPOの流れ。グローバル政策の流れ。
Day3
ファンドビジネスとはレバレッジとは?
PEファンドっていったい何?ファンドのビジネスモデルとは?
レバレッジって何?ブラックボックスに包まれる金融の仕事を分析。
Day4
ミクロビジネスモデルのケーススタディ
実際の企業のミクロ分析の手法を通じて、成長する企業や業界への見方を学んでいく。
Day5
リスクマネジメントとは?
リスクリターンの考え方。投資におけるリスクリターンとは。
リスクマネジメントと行動心理学。ひとは合理的な選択ができない。
Advanced Program
アドバンスドプログラムのカリキュラムイメージ
Day1
株式指標の見方
PERやPBRなど株式に関する指標は聞いたこともあるしなんとなく理解はしている。だがその本来の持つ意味をよく理解できていない人は多い。基本指標の見方を投資家目線からわかりやすく説明する。
Day2
バリュー株とはグロース株とは?
これからはグロース株だバリュー株だなどよく耳にする。がいつも株価が反応した後の後付けのように聞こえる。要はその2つの違いはどういうことで企業の幹部、投資家は何を意識しているのかを説明する。
Day3
銘柄分析ケーススタディ1
バリュー株、グロース株などが過去の局面でどのような動きをしていたのかを見ていく。
Day4
銘柄分析ケーススタディ2
これまでの学びを基に皆さんが銘柄に関して分析してみるワークショップ形式をとる。
Day5
行動経済学と株式
市場は理論通りには動かない。市場を構成している人の非合理な心理によって形成される。定量と定性で揺れ動く株式市場というものを行動経済学の観点から分析する。
Day6
為替のメカニズム
すごい円安になったらどうしよう 何が引き金になるの? 為替はつまり国力の鏡。その為替はどういうメカニズムで決まっているのかを詳しく説明する。
Day7
為替の歴史と国家の成長
経済の歴史は為替の歴史と言っても過言でないぐらいに為替は1国の経済に影響を与えてきた。これまでの通貨危機の背景を説明して今後の円を考える。
Day8
上場REIT 上場オルタナティブの仕組み
上場ETFには株や債券だけでなく、多種多様なものがある。これらの仕組みをわかりやすく説明していく。この資産クラスを理解できるとポートフォリオ作成は格段に幅が広がる。
Voices
受講者の声
上野翔
経営コンサルタント
私は普段、経営コンサルタントとして働いております。企業の課題・問題解決に向けたアプローチが主であり、その為に企業を起点にして、取り巻くマーケットや企業活動に影響する外部要因を捉える為の調査を行う機会はありました。しかし、そもそも日本・グローバルの市場にはどういった力学が働いており、投資家はどのように考え、どういった因子がキードライバーになるのか、その結果企業に影響が出うるのかという事までを体系的に理解することまではできておりませんでした。
知人から紹介を受けたIdentity Academyは、始め「何の学校だろう?」という疑念もあったのですが、大局的な市場の話と企業分析のようなミクロの話を行ったり来たりする特異なカリキュラムで、初めて点と点だった知識が有機的に繋がる体験をしました。
講師が全て、実践の世界でトップランナーの方たちである事、また、どの金融機関とも連携していない独立した教育機関なので、あらゆる事象のプラスとマイナスを忖度なく具体的に示し、考えさせてくれるという今までにない経験でした。
コンサルティング以外でも転職や副業、あるいは起業など、何かこれから新しいことにチャレンジする、あるいは資産運用に取り組みたいと思っているすべての方のベースとなる新しい「教養」なのだと思いました。
野澤友宏
ニューホライズンコレクティブ
合同会社代表
私は自分自身が会社の代表として経営を進めながら、「人生100年時代」、組織のすべてのメンバーが学び直し、新たなチャレンジをする環境をつくるというのを一つの大きなテーマとして思っておりました。ところが、いざチャレンジするという事になると、起業や事業にまつわるお金というものの知識が浅く、何をするのにも思い切った決断がなかなかできないという実態があるということを、私を含め周囲を見ても感じていました。
Identity Academyでは全ての事象をリスクリターンに分解して話してくれ、取れるリスクを選別してその中でリターンを狙うという概念、すなわち積極的なリスクテイクというものを、ケーススタディを通じて体系的に教えてくれました。これはまさに私が求めていた人生100年時代の新しい学びのあり方だと思っています。我々の組織では新たなチャレンジを理念に掲げており、受講者の多くがこのプログラムを通じて一歩前進し、チャレンジすることが避けるべきことでなく、むしろトライすべきことだと感じるようになったと聞いております。
鈴木剛
個人事業主
私自身は個人的に長年投資経験があり、ある程度の知識はありました。こちらの学校のプログラムを聞いたとき、外資系金融出身の方のアセマネ投資塾なのかなと思ったのですが、実際に受講してみて内容は似て非なるもので、非常に高い視座を与えてくれるものでした。
投資の世界ではリスクリターンというのがキーワードなのですが、それは株式のみならず為替、事業会社、起業などありとあらゆる「意思決定」に共通する事で、それを感情論ではなく、非常に論理的に定量的に説明してくれることで、結果的に投資と起業みたいなものを同じ土俵で考えられるようになりました。リスクマネジメントの学校と聞くと、まったく何のことかイメージできなかったのですが、それはつまり人生や投資の意思決定をする際の合理的な方法論を、実務の最前線の方が実例と共に教えてくれるものだったのです。プログラム修了後は、自分の「なんとなく」のイメージがすごく整理整頓され、今後積極的に行動できる気がしました。